2021年3月29日

【妙音寺】宝篋印塔の倒壊防止工事を行いました

妙音寺境内にあります、宝篋印塔(ほうきょういんとう:参道より本堂へ向かって右側)が以前より傾いており、地震等による倒壊の恐れがあったため、一度解体し基礎部分よりコンクリートで固め直して倒壊防止の補強工事を行いました。

こちらの宝篋印塔は江戸時代後期の天保10年(1839年)第16世榮傳師により建立されました。

塔の内部には「一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼」という書写されたお経が安置されておりましたが、建立後から一度も移動された形跡はなく、約200年間という長い歳月にも関わらず文字が読める状態でした。

お経は解体前と同様の状態に安置しまして、工事終了後には宝篋印塔の功徳を祈り、妙音寺の無事平穏を願いまして読経いたしました。

参拝いただいた際には、ぜひお参りくださいませ。