六か寺フォトグラフ
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本年も皆様方には大変お世話になり心より感謝申し上げます。 年末の大掃除や、正月飾りの準備も無事終わり、いよいよ新しい年を迎えようとしております。 さて、来年の干支は「丙午(ひのえうま)」です。 丙午はとても大事な年です。 ここからの長文にどうぞお付き合いくださいませ。 木火土金水の五行では、丙も午も「火」を表します。 これは、他の干支では無い組み合わせで、60年に1度しか巡ってきません。 火と火がぶつかれば、さらに勢いを増し、「陽」の気が強くなり、火は下から上へとどんどん昇っていきます。 その反面、やがて衰退もみえてくる年であるのが「丙午」の特徴です。 「丙」は、陽の気が上り詰め囲まれ、やがて隠れ始める。 「午」は、陰の気が、陽の気を下から突き刺してくる。 これだけを聞けば、少し気分も落ちてしまうかもしれません。ですが、衰えることはまた盛んになるという意味でもあります。 60年前といえば、漫画の巨人の星が連載開始しました。 あれだけの熱量・熱血さがあれば、何でも乗り越えられるような気がします。 しかし、時代に沿った考え方もとても大事です。 過去の例として、1866年の丙午は、薩長同盟が始まり、明治維新へと繋がる幕末の大転換機でもありました。 丙午は火と火が合わさり、大きな時代の変化がある年です。 ・火が強まる = 行動が実りやすい ・変化の年 = 新しい道が開ける このように前向きに捉えることも大切です。 火の気をどう活かすかでその実りが変化し、そして、諦めなければ願いは叶うのが「丙午」であります。 どのような事象も諸行無常であります。 時代の大きな変化に飲み込まれないよう、小さな積み重ねと思い、何事にもコツコツ頑張っていきましょう。 今年の投稿も、とても長くなってしまいました🙇🏻♂️🙇🏻♂️🙇🏻♂️ どうぞ良いお年をお迎えくださいませ🙏 #長福寺 #寄居町
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慌ただしく大晦日を迎えましたが、無事2024年も終わろうとしております。 さて、来年の干支は乙巳(きのとみ)です。 同じ干支で過去の出来事を振り返りますと、日露戦争の終結、戦国時代の終焉、平家滅亡の壇ノ浦の戦い、大化の改新など容易ならざる年でありました。 五行思想では、乙は「木」、漸進や進展の意味があり、巳は「火」、情熱や放出の意味があります。 合わせると相生という関係になり、木は燃えて火になる、そして爆発的な変化を引き起こすこともあります。 これまでの生活に見切りをつけて滞っていることを一掃し、猛々しく物事を進めていける干支ですので、「けじめ」をしっかりつけて思い切った一年を目標にしていくと良いでしょう。 2024年は年明け早々から衝撃的出来事から始まり、大変な一年でありました。 2025年は心穏やかな年になりますよう、また、皆様にとって幸多き一年になりますようご祈念申し上げます。 本年も大変お世話になりました。 どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。 #長福寺 #寄居町
